毛の種類ごとに適切な脱毛期間がある!?毛周期に合わせて脱毛しよう!

レーザー照射などの脱毛には、毛周期が関係していることをご存知ですか。レーザー脱毛は毎日行っても意味がありません。毛周期に合わせて、適切な期間をあけることで、効果を表します。脱毛をする時は毛周期について知っているといいですよね。

また、毛の種類ごとに毛周期が異なるため、脱毛期間も異なってきます。これから、それらについてご説明しますので、参考にしてみてください。

(男性が脱毛する場合に必要になる期間はいったいどのくらいなのか)

毛周期とは、どのようなもの?

毛周期とは、体毛が生えかわる周期のことです。体毛は成長して生えてから抜け落ち、また成長して生えるという流れを繰り返します。このサイクルを毛周期と呼ぶのです。毛周期には退行期と休止期・成長期があります。退行期とは、毛の成長に関わる細胞分裂が止まり、毛と毛乳頭の結合が弱まる時期です。

毛乳頭は毛に栄養を与える部位であり、2つの結合が弱まると成長は止まります。よって、毛が抜けやすくなるのです。退行期には、毛根が退縮して毛乳頭と毛が離れます。毛穴の萎縮具合も弱くなるため、引っ張るだけで簡単に抜ける状態です。

休止期とは毛の寿命を迎える時期で、毛と毛乳頭が完全に離れて抜けていきます。この時期は、次の毛が生えるための重要な準備期間です。毛を作り出す毛包幹細胞が毛穴の下へ移動して細胞分裂し、毛母細胞を作り出します。

成長期は初期と後期に分かれ、成長初期は毛母細胞が毛乳頭から栄養分を吸収し、細胞分裂をする時期です。細胞分裂を何回も繰り返し、毛が成長していきます。成長後期は、成長した毛が表皮の上まで伸びる時期です。後期になると毛が伸びきるため、それ以上は伸びにくくなります。

一定の期間が過ぎると、細胞分裂が止まって退行期に戻るのです。

毛周期は、毛の種類ごとに異なる!

毛周期は、それぞれの毛によって異なります。つまり、全身の毛が同じペースで成長しているわけではありません。同じ部位でも成長時期が異なり、同じタイミングで成長する毛は全体の約20%とされています。全ての毛が同じタイミングで成長しないため、常に毛が存在しているのです。

毛には、性毛と無性毛の2種類があります。性毛とは、デリケートゾーンの毛や脇毛など、思春期ごろから生え始める毛のことです。性毛は太くて固く、バラバラの方向に生え、毛周期は長い傾向があります。無性毛は、髪の毛など子供の頃から生えている毛のことです。

個人差はありますが、細くて柔らく、毛の生える方向も一定になります。性毛に比べると、毛周期は短いことが特徴です。

各部位ごとの毛周期と脱毛回数の目安とは?

太さや硬さ、ホルモンの状態や栄養状況によって個人差はありますが、おおまかな毛周期の目安は決まっています。レーザー脱毛は、その毛周期に合わせて施術することが望ましいです。脇毛の毛周期は約2ヶ月~3ヶ月で、1回の照射で約20%が脱毛できます。

脇毛は性毛で太さがあるため、脱毛完了までに約8回~15回ほどの施術が必要です。デリケートゾーンの毛は、約2ヶ月~4ヶ月の毛周期になります。デリケートゾーンは比較的、色素沈着が多い部位です。色素沈着があるとレーザーの効果を発揮しにくくなり、1回で約10%~15%に反応します。

脱毛完了までに、約10回~15回の施術をするといいでしょう。顔の毛周期は約1ヶ月~2ヶ月と、早い傾向があります。レーザーに反応しにくい産毛が多いため、照射1回で脱毛できるのは約10%~20%です。よって、5回~10回の施術が必要になります。

手足や背中の毛周期は約2ヶ月~3ヶ月で、照射1回で約20%に反応します。これらの部位は、比較的レーザー脱毛への反応がよく、効果が出やすいです。約5回~10回の施術で、脱毛を完了させることができます。

脱毛間隔の決め方とは?

レーザーの照射に反応するのは、成長期の毛のみです。レーザー照射によって、毛乳頭に刺激を与えて毛母細胞を破壊します。毛乳頭に刺激が加わると毛に栄養がいかなくなり、毛母細胞も衰えるのです。つまり、毛と毛乳頭が繋がっている成長期に、レーザー照射の効果が出るといえるでしょう。

また、レーザー脱毛は、メラニン色素などの黒い色素に反応することで脱毛効果を出すメカニズムです。成長期の毛は色が濃く、レーザーに反応しやすくなります。一方で、休止期や退行期のものはメラニン色素が薄く、レーザーに反応しにくいのです。

よって、退行期や休止期にレーザーを当てても、脱毛効果は少ないでしょう。しかし、全ての毛が同じタイミングで、成長期を迎えているわけではありません。同じ部位でも、約20%ごとに成長のタイミングが異なります。

よって、レーザー照射をしても、約20%の毛母細胞にしか効かないのです。つまり、「100%÷20%」で計算し、5回の施術が必須といえるでしょう。一般的な脱毛サイクルは、約2ヶ月ごとが推奨されています。5回の施術を2ヶ月ごとにしていくと、最短でも10ヶ月が必要です。

10ヶ月の期間中に脱毛をやめてしまうと、綺麗に脱毛を完了することはできません。しっかりとした脱毛効果を出すためには、前回の脱毛施術で休止期や退行期だった毛が成長期になるのを待ちます。毛周期は解明されていないこともあり、その人の毛周期を完璧に把握することは難しいです。

また、成長期に入ったかの確認は目視しにくくなります。よって、ホルモンバランスや栄養状態によって変わることもありますが、毛周期を参考にして、脱毛間隔を決めていくといいでしょう。数回の脱毛をしたら、施術間隔をあけることも可能です。

最初の2回目までは2ヶ月おきに施術し、3回目と4回目は2ヶ月半ほどあける場合もあります。5回目以降は2ヶ月半~3ヶ月おきにしてもいいでしょう。

毛周期に関係なく脱毛できる機器もある!

毛周期に関係なく脱毛できるのが、「SHR脱毛」です。弱い光エネルギーを広範囲に当てて、毛包に熱を加えます。その熱によって脱毛するメカニズムです。SHR脱毛は、メラニン色素とは関係しないため、毛周期の成長期以外でも照射できます。

毛周期を気にせずに施術できるため、約2週間~1ヶ月おきに照射することが可能です。メラニン色素に反応するレーザーは、産毛や色素の薄い毛に反応しにくいですが、SHR脱毛はそれらにも効果があります。また、日焼けした肌にも照射できることが特徴です。

よって、短期間で脱毛を終えたい時や、フラッシュ脱毛や光脱毛の適用外の時はSHR脱毛にするといいでしょう。

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